必ずハマる、ジャズの名曲、おすすめ10選

2019年10月2日

必ずハマる、ジャズの名曲10選のご紹介

一番ジャズっぽいなと思う、「♫スッチャカ、スッチャカ♫」ってノリのいい曲集めてみました。これじゃ、わかりませんね。😅
ジャズの専門用語で言うと、バップ、ハードバップあたりの曲が中心です。どちらにしても聴いていただいた方が早いですね。

私が、一番ジャズらしいなと、個人的に感じるのがこの頃の曲です。特にジャズのバラード曲が大好きで、いつも聴いていますが、少しにぎやかな感じの曲も、たまにはいいですね。

メロディーも、リズムも、のりがよくて、すかっとします。これもジャズの真髄ですので、お好きなかたは、ぜひ耳をかたむけてみてください。😊

1, Nica’s Dream – Horace Silver Quintet

ホレス・シルバーは、はじける様なファンキーなピアノプレーの代表的なアーティストです。彼の作曲で、他にも多くの名曲がありますが、私はこの曲がお気に入りです。一度聴いたら、忘れられない、メロディーです。この曲の収録アルバムは、全曲非の打ち所のない名盤中の名盤です。迫力のあるいい曲ばかりなので、ぜひ聴いてみてください。😊

2, The In Crowd – Ramsey Lewis Trio

ツイストでも踊れそうな曲ですね。アメリカのブルース歌手の"ドビー・グレー"が歌ってヒットした曲をカバーしたものです。これがジャズなのって思いましたけど、1966年にジャズのパフォーマンス部門で収録アルバムがグラミ-賞をとっています。

これもジャズなんですね。それにしても、とにかく"かっこいい曲"というのが、ぴったりお似合いですね。😊

この曲の収録アルバムを下に貼っておきます。この曲も含めて、全曲おすすめの歴史的名盤ですが、特に

  • 2曲目の 「Since I Fell For You」は、多くのシンガーに歌い継がれている名曲です。これをゴージャスにアレンジし、オシャレに演奏していて、かっこいい曲になってます。
  • 4曲目の「You Been Talkin’ 'Bout Me Baby」が、ファンキーでとってもノリがいいです。
  • 最後の曲 「The Party’s Over」もグラスでもかたむけながら聴きたい、すてきな逸品です。ぜひお聴きください。日常から少しはなれて、いい時間が流れていくこと、うけあいです。💖

3, Song For My Father – The Horace Silver Quintet

魅力的なメロディーですね。これぞ永遠の名作。この曲も含めて、収録アルバム『 Song For My Father 』 がジャズ業界では、偉大なアルバムとしてかなり、評価が高いです。
ちなみに、アルバムの写真は、 ホレス・シルバー本人にしては、 かなり歳がいってるなと思ったら 、彼がこの曲を捧げた、彼のお父さんの写真を使用してるそうです。

名盤でもあるこの曲の収録アルバムの内容ですが、みんないい曲ですが、個人的な好みだと、「Song For My Father」はもちろん最高の曲だと感じているので、ご紹介したんですけれど、それ以外の曲では、

  • 3曲目「Calcutta Cutie 」と4曲目「Que Pasa?」は、独特のメロディーラインがエキゾチックで、とても印象的です。
  • 6曲目「Lonely Woman」は、すてきなバラード曲で、とてもいやされます。
  • 9曲目「Sighin’ And Cryin’ 」は、映画のワンシーンにあるような、意味深なメロディーをきれいなアドリブでオシャレな作品にしてくれてます。

ぜひ聴いてみてください。感動することひとしおです。😊

4, Lotus Blossom – Kenny Dorham

こちらも、曲もすばらしいんですが、アルバム自体もジャズの名盤になっています。彼のトランペットがとても洗練されていてクールです。アルバムも全体的に、彼のあまり無茶をしない、上品な演奏で終始します。ジャズ入門として最適です。

この曲の収録アルバム自体、とても落ち着いた選曲になっていて、全曲おすすめなんですが、特に気になっている曲をご紹介します。

  • 2曲目「My Idea」、4曲目「Alone Together」は両曲ともスローでとてもいやされる旋律です。大好きな曲です。
  • 3曲目「Blue Friday」、5曲目「Blue Spring Shuffle」は、2曲ともカッコイイ系です。まるで映画のワンシーンを想像させます。
  • 6曲目の「I Had the Craziest Dream」、7曲目の「Old Folks」は、2曲ともまったりとした、くつろぎの時間にぴったりです。バーとかでかかってると、うれしいかもです。そんな曲です。

大好きなアルバムなので、ほとんど全部がおすすめになってしまいました。ぜひお聴きください。💖

5, Five Spot After Dark – Curtis Fuller

私が、ひとめぼれした曲です。なんてオシャレなんでしょう。神保町のジャズ喫茶で聴いたその日に、CDを買いに行ったように記憶してます。カーティス・フラーの最高傑作であると同時に、ジャズ界の最高傑作といっても過言ではありません。

もうこれは、全曲おすすめで、アルバムを全曲を通しで、聴いていただいた方がいいです。他のアルバムもそうですが、特にこのアルバムは全体が一つの作品として、映画のシーンのように物語が流れていくような構成になっています。

飲食店などのBGMで全曲を流していただいても、上品でくつろげる曲ばかりなので、お店の格がグンとアップします。🤩

また、休日のゆったりとした大人の時間に、コーヒーでもいただきながら、読書でもして。BGMにしていただけたら、最高に素敵な時間を演出してくれます。ぜひ聴いてみてください。超おすすめの作品です。😊

6, Confirmation – Tommy Flanagan

チャーリー・パーカーの代表作のひとつですが、今回はあえて、大好きなピアニストの " トミー・フラナガン " の演奏にしてみました。

彼は、多くのジャズの名作アルバムで演奏し、高い評価をえているピアニストです。彼のリードアルバムもかなりありますが、この曲の収録アルバムも、超有名です。ときに、コロコロ転がるようなピアノが小気味よく、かと思えば、時にダイナミックに、また時には繊細にと、とても器用にタッチを使い分けます。さすがに、多くのジャズの名手たちと共演をしてきた歴史がものがたっています。

このアルバムも全曲上品で、くつろげる曲ばかりなので、とおして聴いていただいた方がわかりやすいです。ぜひお聴きになってみてください。😊

7, So What – Miles Davis

かっこよすぎて、ことばになりません。大御所のおでましです。どうして、こんな曲の発想が出てくるんでしょう。新しい演奏を模索していたころの録音ですね。

この曲だけでなく、収録アルバムもまた最高傑作のひとつです。われわれジャズ初心者が聴いても、スーッと耳ざわりなく、きれいに身体の中に入って吸収されていきます。

" ジャズがただよう時間 “とでも言ったらいいんでしょうか、とにかくオシャレないい時間が過ぎていきます。「いやーっ、音楽っていいですねーっ。」と今更ながら、つくづく感じさせてくれるそんなアルバムです。

これほどの名盤になると、全曲すばらしくて、どの曲がどうかなどと、なかなか言いづらいんですけれど、あえて個人の好みで言わせていただくと、1曲目「So What」と2曲目の「Freddie Freeloader」がかっこよすぎ、素敵すぎます。ぜひお聴きください。😊

8, The Sidewinder – Lee Morgan

どこかで耳にしたことのある曲ですよね。CMなど、いろんなところで使われてきました。先ほどご紹介した、2 曲目の「 The In Crowd」と同様に、踊りたくなる曲です。

今でも古びていないリズムとメロディーはとてもすばらしいです。

この曲の収録アルバムの2曲目の「Totem Pole」はとてもエキゾチックなメロディーラインをもつ名曲です。

6曲目の「Hocus-Pocus」もダイナミックな楽曲です。ぜひ一度お聴きください。😊

9, Watermelon Man – Herbie Hancock

こちらも大好きな名曲ですが、特徴のあるメロディーからはじまり、とてもファンキーな演奏です。収録アルバム自体も、もちろん名盤ですが、ファンキーあり、クールな曲あり、バラードありと、バランスよく楽しめるアルバムです。

初心者には聴きづらい、暴れるような激しいアドリブなどは、一切ありません。全曲とおして聴くことのできる素敵なアルバムです。ぜひお聴きください。😊

10, Stolen Moments – Oliver Nelson

印象的な、何か少し危険な香りのするイントロから、ムードのあるトランペットが、聴くものをひきつけます。作曲もさることながら、パフォーマンスもすばらしいですね。このアルバムも最高に高い評価を得ています。

彼のセンスは、ジャズ界でもさえわたりますが、その後、テレビや映画のBGMの製作でも大活躍しました。代表作は『鬼警部アイアンサイド』 『刑事コロンボ』 『ラストタンゴ・イン・パリ』などですが、その他、多数の作品の音楽にもたずさわりました。

もうここまで名盤になると、後は好みの問題だけで、私の好みでは、

断トツで1曲目の「Stolen Moments」が大好きです。少し長い曲ですが、最後までオシャレなジャズです。🤩

後は、少しハードですけれど、3曲目の「Cascades」と5曲目の「Butch and Butch」がアドリブも、ほどよく、聴きづらいほどでもなく初心者向けで聞きやすいかなと思います。ぜひ聴いてみてくださいね。😊