笑顔で人生が変わるお話し

2019年9月8日

笑顔でいると人生が変わるって本当なんでしょうか

結論 : 本当に変わります。

笑顔は幸せを呼び込みます。自分自身も気分がよくなるし、相手にも心理的にいい影響がおよびます。心も身体も健全になりますよ。

各地の病院でのお話し

「笑いで、病気をふっとばせ。」と各地の病院施設で、お笑い芸人を呼んだり寄席を開いたりと、さかんに活動されてきました。

・筑波大学の村上和雄名誉教授は、 糖尿病で血糖値を下げるのに、笑い、楽しい気持ちになることが効果があったと発表されいます。

・日本医科大学リウマチ科の吉野槙一教授は、笑いは、実験の結果 リウマチ症状の改善に効果があると提唱されています。

その他、多くの学者によって病気に対する、笑いの効果が研究されています。
ことわざに、ありますが、
「笑う門には福きたる」 (明るく、笑顔でいると、幸せがやってきますよ。)
とはよく言ったものですね。今や、医学的に立証されつつあります。

仕事場でのお話し

私が、以前働いていた、お店でのお話しです。

私たちは調理の担当です。接客係は、出来上がった料理をお客様におだしします。接客係りは女性が多いのですが、店に入りたてのころは、緊張感もあり、感情がつい顔にでてしまって、なかなか接客がスムーズにいきません。店長も連日、教育するのに大変です。

その中でも、いつも朗らかで笑顔がたえない人が、数名いますが彼女たちが、圧倒的に得をしているという話です。

お客様に、人気がある

見た目も平凡な女性でも、その笑顔のおかげで、人気がでてきます。その子を目当てに来る人、男性に限らず、女性からも、また年配者からも人気があります。老若男女を問いません。笑顔が、お客様を心地よくさせる効果は絶大です。

店の同僚からも、人気がある  

一緒に仕事をしてて、楽しいですし、仕事が円滑に運びます。実は、かなりわがままだったりする人もいるんですが、なぜかその笑顔で、許されてしまうところがかなりあります。お得です。

「類は友を呼ぶ」

上記のような人間関係が、プライベートにもつながり、「類は友を呼ぶ」ということになるんでしょう。いい友達もたくさんできます。

上司から、喜ばれる

お客様にも人気があり、店内でも信頼されれば、店長や会社からも頼りにされる。すると昇進、昇給が早い。

失敗をしても、あまり責められない

失敗をしても、いつも笑顔の人のほうが許されやすい。
これは、不思議なくらいです。他の人が、ミスすると怒鳴られるようなことでも、笑顔のすてきな人がお詫びに行くと、本当に不思議なくらい、「いいよ、今度から気をつけてね。」程度で済んでしまう。
何か、世の中、不公平ではないのかなと、思うくらい、お客様の反応の違いに、驚かされます。

「笑顔美人」

見かけは、普通でも、笑顔の明るい表情が美人にしてしまう。これは男女問わずです。「笑顔美人」って本当にあるんです。

やはり、笑顔は大切ですね。心がけないといけません。
笑顔はメリットばかりなので、デメリットはないかとさがしてみたんですけれど、見つからない。

しいて言えば、楽しいこともないのに、四六時中、ニコニコしてたら、顔の筋肉が疲れることでしょうか。

また、何事もないのに、ニヤニヤ顔で歩いていれば、すれ違う人から、どこか壊れてるのか、あるいは変な人なのか、と思われる可能性がありますので、時と場合を注意しないといけません。なにごとも、過ぎるのは良くありません。

ほがらかな友人たちのお話し

そういえば、いつも食事したり、旅行にいったりする友人たちは、感情の起伏が激しい人も何人かいるけれど、みなさん、頭の切り替えが早いですね。

嫌な話題があっても、いつまでもいらいらしてないで、すぐに話題を切りかえて、平常心になり、笑顔ももどる。さすがに、そういう人たちは、友達の輪も大きい。みなさん朗らかです。すばらしい、習慣です。見習わないといけない点です。

笑顔は幸せを呼び込みます。自分自身も気分がよくなるし、相手にも心理的にいい影響がおよびます。心も身体も健全になりますよ。また、習慣にしてしまえば、簡単に身につくものです。

最後に、本当の笑顔のお話し

今までの説明は、笑顔を表面的に、テクニックとして使いこなす提案と言ったらいいでしょうか。これだけでも、充分効果は得られる習慣です。研究成果もでていることは、先にもふれました。

では、もっと根本的に、心の底から常に、笑顔でいるための方法はないものでしょうか。
結論から先に言えば、あります。それは、人生のいろいろな出来事を、深く理解することです。

家族、学校、会社などの人間関係やその中で起こる出来事。そういうことについて、「何でそんなことが起こるんだろうな。」というような、少し深いところを理解していると、ストレスも少なくなり、怒りも少なくなります。


親子間、仕事場などの人間関係のもめ事は、死ぬまで耐えることは、ありません。
あたりまえなことなんです。お互いの損得や、利益がからめば、いざこざは耐えません。

親子でさえも、しょせん同じ人格ではありませんし、考えている事も違います。ことに、金銭の事になると、もめるのはあたりまえです。
年齢も進んで、よれよれになってきた老親に対し、身内が「面倒だから、お金だけ残して、早くあの世に行かないかな。」などと本気で話しているのをよく聞きます。だいぶ財産でもあるのでしょうか。

仕事についても、社内でも競争、会社間でも、競争の社会です。
直接的に、利害が対立している状況です。

また、100年後も、1,000年後も、国単位でいう、人間関係の争い、戦争など、これも耐えないでしょう。大量破壊兵器などの武器を使うことは、少なくなるかもしれないが、テロ、経済戦争などと、何らかの形で争いとして存在し、全くなくなるものではありません。
理想は、争い事などなくなって欲しいし、不要な争いはなくすように、努めるのが人間なんでしょうが、現実は、なかなか難しい。

このような現実を少しでも、広く、深く理解し把握することが必要です。
そのためには、社会や国の風潮で左右されざるを得ない、マスコミの情報だけでは、どうしても限りがあります。

社会の真実に近いことを知るためには、自分で良質な情報を集め、勉強するしかありません。その1つの手段として、先人の書かれた良書を頼りにすることは、重要なことです。
どうぞ、人生や社会について、よく学んでみてください。本当に理解が深まってくれば、人間というものは、こんなものなんだと。悟りに近いものが、得られるかと思います。そして、自分がその中で、何をすればよいのか、明確になり、そこではじめて、真の深い笑顔が、心の底から自然にわき上がってくるでしょう。

心の底から、笑顔になるために、人生の理解を深める本

・「人生の目的」五木寛之 著
人間関係、親子間のこと、人の絆のこと、人間の生き方全般について、わかりやすく、理解できるように書かれている良書です。人生の主要なできごとを、真正面からとらえて、筆者の考えが理解しやすく展開されています。考え方も真っ直ぐなので、間違いなく、人生に対する理解が深まる事でしょう。ぜひ一度、お読みください。