珠玉のボサノバの名曲、10選
珠玉のボサノバの名曲、10選のご紹介
1、Desafinado
曲のタイトルは、「音痴」「調子っぱずれ」などと和訳されています。ボサノバと言う音楽ができたばかりのころに、世に出た曲なので、作者自身が半信半疑で、そう表現せざるを得なかったのかもしれませんね。
いろいろなジャンルの曲が混在している現代では、「調子っぱずれ」といわれても、ピンときません。逆に上品過ぎるくらいの、美しい旋律と、リズムだと感じるのは、私だけでしょうか。😊
この曲は、ボサノバの名曲のなかの名曲。あまりにも有名な曲で、ボサノバの雰囲気を知るため、楽しむためには、なくてはならない曲です。ジャズの世界でも多くのアーティストに愛されてきました。ネット上でも調べれば、たくさん出てきて、楽しめますよ。😍
今日はその中から、Gal CostaとJoãn Gilbertoをご紹介します。
男女の差もありますが、曲のイメージも少し違ってきますね。お楽しみください。
晩夏から秋が色づく季節にとてもふさわしい曲です。日常ではなかなか出会うことのない、オシャレな時間が楽しめます。
レストランとかバーのBGMにも最適ですね。落ち着いた、大人の時間を味わうことができますね。☕🍷
Desafinado – Gal Costa (ガル・コスタ)
下記にリンクしてあるGal Costaのアルバムで、今回ご紹介する10曲のうち、5曲が収録されています。
他の曲もBossa Novaのスタンダードで大変雰囲気のある、聴きやすいアルバムです。視聴もでき、お好みの曲を一曲ずつでも、購入できるようになっています。😊
Desafinado – Joãn Gilberto (ジョアン・ジルベルト)
下記にリンクしてある Joãn Gilbertoのアルバムで、今回ご紹介する10曲のうちの、6曲が収録されています。他の曲もBossa Novaのスタンダードで大変雰囲気のある、聴きやすいアルバムです。 視聴もでき、 お好みの曲を一曲ずつでも、購入できるようになっています。 😊
2、Água de Beber
Água de Beber – Astrud Gilberto (アストラッド・ジルベルト)
「おいしい水」と訳されていますが、水をくださいでは、あまり歌になりにくいですね。水って、身体をうるおすものだから、「私の心を、何かでうるおして、満たして欲しい。それはあなたの愛なのよ。」ってな感じですよね。たぶん。😊
この曲も、とても落ち着いた、いい曲です。
ちなみに、Astrud Gilberto と前記のJoãn Gilbertoは元ご夫婦です。お二人ともボサノバに限らず音楽の世界では、 あまりにも有名なアーティストです。
下記にリンクしてあるAstrud Gilbertoのアルバムで、今回ご紹介する10曲のうちの、3曲が収録されています。他の曲もBossa Novaのスタンダードで大変雰囲気のある、聴きやすいアルバムです。 視聴もでき、 お好みの曲を一曲ずつでも、購入できるようになっています。
Ce n’est que de l’eau – Pierre Barouh (ピエール・バルー)
Astrud Gilbertoも個性的でムードがあっていいんですが、それを「Samba Saravah」を歌ったPierre Barouh がフランス語で表現しているのも、違った、独特の空気を味わう事ができます。どちらもいいですね。😍
下記にリンクしてあるアルバムから、一曲ずつ購入できます。
3、Corcobade
Corcobade – Joãn Gilberto
♪コルコバァドの丘の上からの景色はなんてすばらしい。こんな幸せを君とふたりで、わかちあって生きていくよ。♪💖
こんな感じでしょうか。なんてロマンチックなんでしょう。一度、言われてみたいものです。😊
ボサノバといえば、この曲も絶対はずせません。
一曲めにご紹介した、Desafinadoの収録アルバムに、この曲も入ってます。下記にリンクしてあるアルバムから、一曲ずつ購入できます。
4、Wave
アントニオ・カルロス・ジョビン 作曲の、こちらも不朽の名作。
フランク・シナトラのカバァーも人気があります。ジャズのエラ・フィッツジェラルド、 スタンリー・タレンタイン、 オスカー・ピーターソン もそれぞれ独特の味付けがなされていて、どれも個性的で楽しめます。🤩
Wave – Gal Costa
下記にリンクしてあるアルバムは、 一曲めの「Desafinado」のところで、ご紹介したGal Costaのアルバムと同じものです。この「Wave」という曲も収録されいてます。一曲ずつ購入できます。
5、One Noto Samba (Samba de Uma Nota Só)
One Note Samba – Stacey Kent
こちらも、スタンダードナンバー。今回は、多くのアーティストの中から、 ステイシー・ケントをおすすめします。 センスよく可愛らしく仕上げてくれています。😍
タイトルのワンノートの文字どおり、歌いだしからいきなり、同じ音の高さの音符が続きますね。曲自体もとてもチャーミングです。彼女の声質がとても好感がもてて、大ファンになりました。
他の曲もすばらしい曲がたくさんあります。また近いうちにご紹介したいと思います。ぜひお聴きください。💖
下記にリンクしてあるアルバム に「One Noto Samba」が収録されています。一曲ずつ購入できます。
6、Manhã de Carnaval
Manhã de Carnaval – Joãn Gilberto
哀愁のただよう映画、『黒いオルフェ』の主題歌として、あまりにも有名です。寂しい原曲の旋律を、やさしくオブラートにくるんだ作品にしてくれています。Stam Getz や Art Pepper の演奏も、ジャズでは有名です。とても洗練されたアレンジで、私のお気に入りです。🤩
一曲めにご紹介した、Desafinadoの収録アルバムに、この曲も入ってます。下記にリンクしてあるアルバムから、一曲ずつ購入できます。
7、Samba Saravah
Samba Saravah – Pierre Barouh (ピエール・バルー)
映画「男と女」のテーマ曲は、♪ダバダバダ、 ダバダバダー♪とスキャットが聞こえる、有名な曲です。その映画の中で流れてくるのが、この名曲「サンバ・サラバ」です。
ブラジルのサンバの曲をフランスのピエール・バルー がフランス語にして映画で使われました。
最高にオシャレ。サンバとワインはベストマッチなんですね。こういう曲をBGMに、乾杯でもできたら、なんて素敵なことでしょう。🥂💖
下記にリンクしてあるアルバム に「Samba Saravah ( 男と女のサンバ ) 」が収録されています。一曲ずつ購入できます。
8、Meditation
アントニオ・カルロス・ジョビンが作曲したボサ・ノバの名曲 です。
この曲もボサノバ創成期の代表作です。" 離れていく恋人を忘れられない “、切ない曲です。でも曲は聞いていて意外に、さわやかな風がただよってきます。ボサノバってオシャレでいいですね。🤩
Meditation – Astrud Gilberto
2曲めにご紹介した、「Água de Beber 」の収録アルバムに、この「Meditation」という曲も 「瞑想」という曲名で 入ってます。下記にリンクしてあるアルバムから、一曲ずつ購入できます。
9、A Felicidade
一年に1回のカーニバルのために一生懸命働き、きらびやかに着飾り、咲きほこる。そして、夢のようなお祭り騒ぎも、一瞬で散って終わっていく。
でもその夢のために、また、1年間頑張って稼ぐ。そんな曲なんですが、スタイルこそ少しちがっても、全世界共通のまさに人生の縮図ですね。
ギタリストの村治奏一の独奏もとっても情熱的ですてきなので、魅了されることうけあいです。今日のところは、第一人者のJoãn Gilbertoの曲をおすすめします。😊
A Felicidade – Joãn Gilberto
一曲めにご紹介した、「Desafinado」の収録アルバムに、この曲「A Felicidade」も入っています。下記にリンクしてあるアルバムから、一曲ずつ購入できます。
10、Chega de Saudade
Chega de Saudade – Joãn Gilberto
本日の最後に、ボサノバの代表作のひとつ、これだけは、聞き逃していただきたくない、珠玉の一曲です。
離れていってしまった、彼女にもどって欲しいと、あふれんばかりの気持ちを情熱的に語った曲です。ラテン系の熱いものを感じますが、ボサノバにかかると、これが表面的には軽いタッチでも、中に秘めたものは熱い。大人の恋愛ですね。😍
一曲めにご紹介した、「Desafinado」の収録アルバムに、この曲「Chega de Saudade」も入っています。下記にリンクしてあるアルバムから、一曲ずつ購入できます。
すばらしい曲ですね。私は、疲れたときにいつも、ジョアン・ジルベルトや、アストラッド・ジルベルトのボサノバで癒されています。💖
ボサノバの名曲は、まだまだたくさんあります。また、ポピュラー曲をボサノバにアレンジしたものでも、すばらしい作品もたくさんあります。
ぜひ、またご紹介いたします。
この記事は、Otoが担当させていただきました。😊